赤ちゃんの危険な寝方

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当たり前のことですが、赤ちゃんは本当によく泣きます。私も2人の子を育児していた時に、数日間だけ生後5ヶ月の甥を預かることになったのですが、この子の声が大きい事にとても驚きました。個体差はあるにしてもここまでか!と思ういい体験だったのですが、そんな甥も、寝ている時はやっぱりかわいいです。我が子もそうですが、寝ている時はなんて天使なんだろう。と毎日のように思います。ですが、赤ちゃんの時期は乳児突然死症候群に注意が必要です。

乳児突然死症候群とは

Sudden Infant Death Syndromeの頭文字を取ってSIDSと呼ばれる乳児突然死症候群ですが、日本では平成28年度のデータで乳児の死亡原因第3位です。SIDSで亡くなった赤ちゃんのうち、約8割が生後6ヶ月未満の赤ちゃんです。この病気は、昨日まで元気にミルクを飲んでいた赤ちゃんが、ある日突然死してしまう、非常に怖い病気です。平成28年度のデータでは、この病気で109人もの赤ちゃんが命を落としています。

乳児突然死症候群を防ぐには

現在の科学では、SIDSの原因はわかっていないようですが、有力な説として、「赤ちゃんの中枢性防御反応が未成熟」だそうです。

これだけではさっぱり理解できません。私は高卒ですから尚更わかりません。自虐はさておき、赤ちゃんは寝ている時に呼吸が乱れることがあります。不整脈なんかと同じイメージで、通常はリズムに合わせて呼吸しますが、そのリズムが狂ってしまうというわけです。その狂ってしまったリズムが無呼吸の状態になってしまうこともあります。通常なら元のリズムに戻るのですが、なかなか元に戻れない原因が、中枢性防御反応が成熟していないからというわけです。

危険なケース①

「赤ちゃんがいつも同じ方向しか見ない」から頭の形が悪くなるんじゃないかと心配している。というお話を聞いた事はありませんか?あれは、赤ちゃんがママのいる方を向いている場合が多いんです。赤ちゃんもママの方を向いて寝たいんですね。ただし、まだ一人で寝返りができないのに、体ごと横向きに寝ていたら注意が必要です。赤ちゃんはママのお腹の中の体勢に近い、膝を抱えるような体勢で丸くなると安心します。一見微笑ましく見える赤ちゃんですが、基本的に「仰向け」で寝かせてあげたほうが良いです。※寝返りを打てるようになったら横向きでも大丈夫です。

危険なケース②

寒い季節に厚着をしますよね?赤ちゃんももちろん冬用の服を着せたり、厚着をさせます。寝る時には風邪を引かないようにと、厚手の布団を掛けて・・・それ、危険です。赤ちゃんは体温の調節が上手くできません。風邪を引かないようにと出来るだけ暖かい格好をさせるより、エアコンで室内の温度を調節したほうがSIDSのリスクは下がります。暖めすぎにはご注意ください。

危険なケース③

赤ちゃんのお布団を干している間、赤ちゃんはどこにいますか?ベビーベッドに別のお布団を敷いていますか?お昼寝用の布団に寝かせていますか?抱っこ紐で抱っこしていますか?もしかして、ソファに寝かせていませんか?ソファに寝かせるのもSIDSになる危険行為です。ソファも熱が放出しにくく、体の温度も上昇します。また、布団のように平らではないものが多く、横向き寝やうつ伏せになってしまう危険性もあります。なるべくならいつもの布団で寝かせてあげるのが良いですが、どうしてもの場合でもソファなどは避けるようにしましょう。

授乳後に窒息死に至る

授乳後の赤ちゃんも気をつけなければなりません。最悪の場合死に至る可能性があります。その原因は「吐き戻し」です。授乳後はゲップをさせてあげるようにしましょう。これは言わなくても誰でも知っている事だと思いますが、全然ゲップしない時ありませんか?ゲップは出てないけど、大丈夫でしょうという安易な考えは危険です。どうしてもゲップが出なかったら、吐き戻してしまっても窒息しないように、横向きにしてあげましょう。そして、横向き寝のまま長時間放置は危険なので、こまめに様子を伺ってあげると良いでしょう。

赤ちゃんの天使の寝顔を守りましょう

SIDSは病気です。育児の仕方が悪かったと自分を責めてしまう気持ちもわかりますが、あくまで病気なんです。対策をしたから100%大丈夫というものでもありませんが、一人でも多くの子どもが元気に成長してくれることを祈っています。私たちが自分の家族を守れるように、誰かの助けになれればと思って書かせていただきました。2歳3ヶ月になる私の息子は、今日もパパの布団への不法侵入、耳触らせろという強要罪。それでも寝顔は天使です。

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