うつ病と戦う家族

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今の日本はストレス社会を象徴するように、昔に比べ「うつ病」患者の数はとても増えました。一生のうちにうつ病を発症する割合は、15人に1人と言われています。そして、私もそのひとりです。

発端は仕事の小さなミス

最初に心の変化を感じたのは仕事中の事でした。普段通りに仕事をこなしていたつもりでしたが、小さなミスを犯してしまい、先輩に注意を受けたました。それ自体は特に珍しい事ではありませんが、なぜかその時は酷く落ち込んでしまいました。その後は仕事をしていても、頭の中で先ほどミスをした自分と、注意をしてくれた先輩への苛立ちが収まらず、いつの間にか「自殺」の2文字が頭を過るようになっていました。

どんどん気持ちが乗らなくなっていく

その日を境に、家に帰ることが辛くなっていきました。帰り道の公園に寄っては仮眠を取ったり、スマホをいじったりして時間を潰すようになりました。この時、長男は生後10ヶ月頃でした。本当だったら早く家に帰って子どもの顔を見たい時期なのに、それすらも辛くなっていきました。

心の葛藤

心のモヤモヤが晴れぬ日々が続いている中、仕事は徐々に増えていき、ついにキャパシティーオーバーとなってしまいました。終わらない仕事と新たに増えていく仕事に毎日悩みました。心の中では死にたい悪魔と生きたい天使が日々葛藤し、その度に妻と子どもの顔が頭に浮かびました。

妻に相談すると

私は昔から悩みを抱え込む性格のため、妻に相談できずにいました。妻は、私の帰りが急に遅くなったからか、浮かない表情が続いていたのか、私をとても心配してくれて、現状を上手に聞き出してくれました。夫の仕事の愚痴やネガティブな話なんて聞きたくないはずなのに、嫌な顔をせずちゃんと聞いてくれました。そして、仕事帰りに公園で時間を潰していたことについても受け入れてくれました。

勇気を持って一歩踏み出す

妻に相談した結果、会社の人に相談してみるよう促され、上司に相談を持ちかけることにました。キャパシティーオーバーである旨を上司に伝え、仕事の見直しや休暇を頂けることになりました。休暇を利用し、精神科を受診し、「うつ病」であると診断されました。

まずは受け入れること

診断結果を受け、私は「心の病気」なのだと初めて受け入れることができました。中には自分が「心の病気」だと受け入れられない人もいるそうですが、重症になってしまうと、さらに苦しい生活が待っているでしょう。まず私は「心の病気」だと言う事を受け入れるようにしましょう。

ストレス発散にオススメの方法

受け入れることができたら、次は如何にストレスを発散させることができるかを考えてみましょう。また、日頃からパートナーに自分のストレス発散方法を伝えておくといいかもしれません。

  • 適度な運動
  • 睡眠
  • カラオケ

私は上記の3つの方法でストレスを発散させました。短期的な効果はあったので、同じ境遇の方は参考にしてみてください。

適度な運動

ウォーキングなどの有酸素運動は効果が期待されるでしょう。家の中では軽い筋トレも取り入れました。じんわりと汗をかく程度の運動が「適度な運動」と言えるでしょう。

睡眠

私は時間に縛られていなければ、12時間近く寝ることができる人間なので、とにかく睡眠が好きです。しっかり睡眠を取ることで、オーバーヒートしていた頭を冷ますことができました。

カラオケ

私の一番のストレス発散法はこれです。大声を出すのではなく、唄いたい歌をとにかく唄う。もしくは唄の上手な人の歌声を聞くのも良いでしょう。

闘病期間は約3ヶ月

普段通りの生活であれば、仕事が終わったらまっすぐ家に帰り、家族とご飯を食べ、子どもと遊んで寝る。週末は子どもを連れて外出する。と言う生活スタイルでしたが、実際は、仕事帰りに公園で時間を潰し、家でも仮眠を取ったり、、週末はストレス発散に時間を裂いていました。妻と子どもには多大なる心配と迷惑をおかけしましたが、おかげさまでこうして回復しました。

家族を守るために

うつ病は真面目な人がなりやすい病気と聞いたことがあります。仕事に家事育児を全て完璧にこなそうとしなくていいと思います。大切な家族を守るためにも、パートナーには早めに伝える事をおすすめします。しっかり話し合い、少しでも心に余裕が持てるようになると苦しさから解放されるでしょう。あなたは決してひとりではありません。自分と家族を信じて、勇気いる一歩を踏み出してみてください。

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